【AD CS】証明機関(CA)のバックアップとリストアの詳細手順
Active Directory 証明書サービスで構築した証明機関(CA)において、何等かの設定を変更を行う時、バックアップを作業前に取得しておき、問題があった場合にリストアしたいということがあります。 今回は、Active Directory 証明書サービスで構築した CA サーバーのバックアップ、リストアの手順を紹介します。 証明機関(CA) のバックアップ手順 CA サーバー上 […]
Active Directory 証明書サービスで構築した証明機関(CA)において、何等かの設定を変更を行う時、バックアップを作業前に取得しておき、問題があった場合にリストアしたいということがあります。 今回は、Active Directory 証明書サービスで構築した CA サーバーのバックアップ、リストアの手順を紹介します。 証明機関(CA) のバックアップ手順 CA サーバー上 […]
OpenSSL はインターネットで広く利用されている暗号化通信の仕組みである、SSL/TLS を実現するためのオープンソースのライブラリです。 今回は証明機関の構築において、多く利用されている公開鍵暗号方式の RSA を OpenSSL で利用する方法について紹介します。 OpenSSL で RSA のキーペアの作成、およびデータの暗号化、復号する方法を見ていきましょう。 事前準備 […]
OCSP(オンライン レスポンス)サーバーは、検証対象の証明書の失効状態を問い合わせることができるサーバーです。 Active Directory 証明書サービスの機能を利用して、OCSP サーバーを簡易に構築することができます。 今回はエンタープライズ CA で発行された証明書の失効確認を行うための OCSP サーバーの構築手順を紹介します。以下の構成で、エンタープライズ CA の OCSP サ […]
クレジットカードや個人情報を入力する Web サイトでは、インターネット上で安全に通信ができるように SSL/TLS のプロトコルで暗号化されています。 SSL/TLS の暗号化された通信において、DES や 3DES、RC4 など脆弱性があるアルゴリズムが利用されていると危険です。 Windows OS では SSL/TLS 通信の処理は Schannel.dll というモジュールで行われており […]
証明書失効リスト(CRL)は、証明機関で発行された証明書の中で失効した証明書の一覧を記載したものです。 証明書の正当性を検証するときに、証明書に記載されている CDP から CRL を取得して、証明書が失効されていないか確認します。 今回は証明書失効リストの仕組みの詳細について紹介します。 Base CRL と Delta CRL 証明書失効リスト(CRL) とは、証明機関にて失効さ […]
デジタル証明書はコンピューターやユーザーの身分証明として利用されます。 例えば、Web サーバーの SSL 証明書や、社内 LAN のネットワークに接続する際のアカウント認証などに証明書が利用され、信頼できる証明機関から発行された証明書であることが確認できれば認証に成功します。 証明機関(CA)で証明書を発行した後は、有効期間の間は有効な証明書として利用できています。 もし、ある会社の社員が退職し […]
SSL/TLS にてデータを暗号化して通信を行うには、自分自身と通信相手の両方が利用可能なアルゴリズムを使う必要があります。 不特定の相手と両者が利用可能なアルゴリズムを確認しあうために使われるのが 暗号スイート(cipher suite) となります。 今回は SSL/TLS の仕組みを理解するにあたり、重要な要素を担う暗号スイートについて説明します。 暗号スイート(cipher […]
前回の講座 前回は「デジタル証明書」とは何なのか?という説明をしました。「デジタル証明書」の技術的な仕組みや、実際の利用方法について理解を深めることができたかと思います。 今回は PKI 講座の最終回として、「デジタル証明書」を発行する「証明機関」について概要を紹介します。 証明機関とは デジタル証明書は 「自分のもっている公開鍵の正当性を権威のある機関に […]
前回の講座 前回は、公開鍵暗号化方式とハッシュアルゴリズムの仕組みを組み合わせた、デジタル署名の仕組みについて説明しました。デジタル署名の仕組みを利用すると、データの送信元の認証とデータの完全性が保証することができます。ただし、その条件として、公開鍵が正当なものである必要があります。公開鍵の正当性を保証する仕組みとして、「デジタル証明書」が利用されます。 今回は、「デジタル証明書」に […]
前回の講座 前回は、データの改ざん検知に利用することができるハッシュ アルゴリズムの概要について説明しました。 ただし、ハッシュアルゴリズムでは、送られてきたデータが改ざんされていないことは証明できます。しかしながら、ハッシュアルゴリズムの機能だけでは、データの送信元の正当性までは証明することはできません。 これの欠点を補う仕組みとして、「デジタル署名」という仕組みがあります。 今回 […]